2025年 11月 29日
「教室でカエルを飼う方法を教えてもらった] |
「教室でカエルを飼う方法を教えてもらった]
若いころ、子どもたちとオタマジャクシを取りに行って、カエルになったあと、教室で買った。大きな水槽に土を入れ、雑草を植え、プラスチックの入れ物に水を入れて池にした。カエルは動くものしか食べない。
トノサマガエルなどの大きなカエルは首のところをぐっと抑えると口を開くので、鶏のむね肉を小さく切ってピンセットで押し込むといい。
小さなカエルは、魚釣り屋にいって、鯖虫というのを買ってくる。おがくずの中に入っている小さな虫である。川釣りをするときにはその鯖虫に少しのバターをつけるとよく釣れたものだ。
小学生のころ、よく、ため池に魚を釣りに行った。今から思うと、そうとう離れた場所で、電車で一駅はある。よく歩いて行けたなと思う。父が魚釣りが好きだったので、家族で近くの池に釣りに行った思い出がある。
就職してからは、会社の先輩に連れられて車でよく滋賀県の方へ川釣りに行った。そういう経験が教室で生き物を飼うのに知識として役立ったのだと思う。
教員になってからの話であるが、船戸咲子から電話がかかってきた。教文部長のMMさんから、雷魚(私が小さいときにはタイワンドジョウと言った。正式にはカムルチーと呼ぶ。カムルチとは韓国語で黒い魚という意味らしい。韓国から日本に入ってきたと言われている)を飼っている子どもがいるから見に行かないかと誘われたというのだ。
私は雷魚という魚は獰猛で、生きたエサを与えるのだから、あまり、教育としてよくはないのではないのかと言った。
雷魚の好物はカエルである。鳥のヒナまで食べる。
船戸咲子はそれなら見に行くのはやめると言った。
私には苦い思い出がある。子どもがカマキリを取ってきたので、教室で飼っていたエンマコオロギをカマキリにやってしまった。あっというまにカマキリはコオロギの頭から音を立てて食べてしまったのだ。
私も子どもも唖然としたままその場に立ちすくんだ。私は子どもに悪いことをしたと思った。
私は若いころは教室でいろんな生き物を飼っていた。オタマジャクシを子どもととってきてカエルになるまで観察した。
トノサマガエルなどの大きなカエルのエサのやり方は、首のところをぐっとしめると口をあくので鶏肉などを細かく切ってピンセットで押し込めばいい。
問題は小さいカエルの場合である。カエルは動くものしか食べないので、魚釣りのエサにする鯖虫を魚釣り屋で買ってきてやっていた。いちいち買いに行かないのと、それにけっこうエサ代もかかった。
鳥取のKSさんがおもしろいことを教えてくれた。今はほとんどなくなったが、小包につけるエフというものがあった。(写真)そこに細い針金がついていてそれにエサをつけてくるくると針金を回すと、カエルがパクっと食べるのだそうだ。
これはいい方法だった。よく考えついたなと思った。こういう授業への取り組み方がすばらしいと思うのだ。
私の若いころは、学校は今のように忙しくなかった。このことについては、これからも書き続けなければならないが、とにかく、授業が終わったあとに時間があったのだ。
私はよく、研究所の理科センターに行っていた。べつに用事があったわけではない。行けば、何か授業のヒントが得られるのだ。科学に興味のある教員たちがいつも集まっていた。
そこで、鯖虫の育て方を教えてもらった。鯖の内臓をしばらく外に置いておいて、それをおがくずの中にうずめて蓋をしておく。するとギンバエの卵がかえって鯖虫がおがくずから出てくるのだそうだ。
今の学校を見ていると、とてもこのような実験や栽培や飼育などをする時間はない。私はすべてパソコンの映像だけで教育をするのはよくないのではないかと思っている。
もちろん、コンピューターは重要な教育の、学ぶためのツールであることはもちろんである。
その上で、実際に目で見て、手でさわって学ぶことは大切なことである。
by ir_ihatov
| 2025-11-29 17:51
| 教室・保育室・講義室から
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