2026年 02月 01日
「若いころの失敗の話・トウモロコシ」 |
「若いころの失敗の話・トウモロコシ」
教員になったころの話である。トウモロコシにはスィート・コーンとハゼトウモロコシがあることを知らなかった。
ポップコーンを作って教室で食べたら楽しいだろうと思って八百屋で箱いっぱいのトウモロコシを買ってきた。それを教室にぶら下げて乾かせた。
ところがである。トウモロコシの水分が蒸発して写真のようになってしまったのだ。「えー?なんで?」
子どもたちもガッカリした。
調べるには、そのころは、百科事典しかなかった。ポップコーンは、ハゼトウモロコシという種類でなければできないことがわかった。でも、今のようにインターネットがあるわけではない。簡単には手に入らないわけである。
何年かして、友人が「戸隠でこんなトウモロコシを見つけた。井出さんなら、なにか授業に使える工夫をするだろう」と言ってお土産にくれたのである。
それは、生け花用に使うトウモロコシで、ハゼトウモロコシだったのだ。
さっそく、そのえんじ色のハゼトウモロコシを子どもたちと植えた。
そして、そのハゼトウモロコシが私の「アンデス文化から世界へ」の授業につながっていくことになる。
今はコンピュターとインターネットであっという間に調べられるし、いろんなものを手に入れることができる。
時代は便利になったが、それを使わなければどうしようもないわけで、「教員の楽しい授業がしたい、いい授業がしたい」という願いがなければ、教員も子どもも育っていかないことになる。
by ir_ihatov
| 2026-02-01 16:44
| 教室・保育室・講義室から
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